2011年8月30日火曜日

5.2 インド人の仕事スタイル : 日本人がストレスを感じる訳


インド人は「心」を中心に生きている。あるいは「心」を中心生きていける社会環境がある。自分が「その瞬間やりたい事:Want to」を優先する(そのためにいろいろな弊害も起きるが)ことにより精神的に溜め込む事が無い。
一方多くの日本人は、「頭」で「先の事should be」ばかり考える生活をしている。「頭」を使いすぎる弊害が以下の図だ。


日本人は「頭」が勝手に作り出した基準、「こうあるべき自分」と「現在の自分」とのギャップがストレスとなり、不安になているのだ。 インド人は「こうあるべき」とは考えず、ただ「こうありたい」とその瞬間に思うだけだ。 その結果はうまくいく事もあるし、いかない事もある。 「やってみなければわからない」というスタンスで物事に臨む。。 ポジティブでもネガティブでもない、、「ただやる」「やってみる」という姿勢なのだ。

インド人は「心」で「頭」を効率良く使う事ができる。 基本的にインド人はスゴク「頭」が良いし、超論理的だ。

多くの日本人の大きな問題は「頭」が自分だと思っている。(私もインドに来るまでそう思っていた。)「頭」は脳の新皮質で、成長の段階(後)からできてきたものなのだ。。

日本人はあまりにも効率的に生きようとするために「心」に蓋をしてしまっている。。「疲れているから会社に行きたくない」と「心」が訴えても「頭」が「今日はお客様と会議」があるといって無理に会社に行く日本人。。。「会社を休めばいいのだ」 インド人なら間違いなく休む。 インド人は正しいと思う。 

では日本人はどうしたら良いのか。。それは全てに「客観的」つまり、頭を使っている自分を常に認識している、仏教用語では「観照的」に生きるということだ。。簡単では無いかもしれない。  捨てなければいけないものが沢山あるかもしれない。。

先ずは目を閉じて、、「心」の自分に出会うことだ。 考えずに目を閉じる。。ただそれだけの事だ。








0 件のコメント:

コメントを投稿