インド人は明らかに日本人よりもハッピーそうに見える。何故日本人に比べて幸せそうに見えるのか、、
ある日、インターネットで精神科医の泉谷閑示先生が、連載しているサイトを読んで、ナルホドと思った。 泉谷閑示先生は人間を「頭」「心」「体」で説明している。
引用させていただくと、
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「頭」は理性の場であり、コンピューターのような働きをする場所で、情報処理を行ないます。 すなわち、記憶・計算・比較・分析・推測・計画・論理思考などの作業をします。 シミュレーション機能を持っていて、「過去」の分析や「未来」の予測を行うのは得意ですが、「現在」については苦手で、「今・ここ」を生きることはできません。 (ですから、「過去」の後悔や「未来」の不安などの感情は、「心」由来ではなく「頭」由来なのだということになります。)
また、「頭」は、must や should の系列の物言いをするのが特徴です。「~すべきだ」「~してはならない」「~にちがいない」といった感じです。
一方の「心」は、感情・欲求・感覚・直観の場です。
「頭」は「過去」と「未来」が得意な時制でしたが、「心」はもっぱら「今・ここ」つまり「現在」に焦点を合わせます。「頭」の計画性とは対極の、自在な即興性を備えています。
「心」が使う言葉は、want to や like の系列です。 「~したい」「~したくない」「好き」「嫌い」などです。「頭」のように論理的思考を行いませんから、決して理由をくっつけた物言いはしません。 いきなり結論だけを言ってくるのが特徴です。 しかし、それは決してデタラメなものではありません。 「心」はそもそも、「頭」とは比べ物にならないほど高度な知性と洞察力を備えているものなのです。 しかし、あまりに高度なので「頭」には大抵解析不能です。
----------------------------------------------------------------引用終わり
「インド人の幸せ感」というのは、インド人が日本人に比べてバランスの取れた精神構造をしている為では無いかと思った。 逆に言うと、最近の日本人の精神構造が極めて不健康ではないかと。、、以下のように図示してみた。
インド人はここで言うところの「頭」が発するmust や shouldよりも、自分の「直感力」に正直に生きていて、日本人よりバランスのとれた、健康的な精神構造であるような気がする。 一方日本人は、頭で考えるmust shouldに偏重した「頭」でっかちで、「心」をないがしろにした不健康な精神構造ように思える。 日本人が幸せになる為には、「頭」が考える「損・得」よりも、「心」に閃く「好き・嫌い」にもっと正直に行動してみてはどうかと思う。
社会全体が精神的に不健康に陥っている日本の中にいては、、一人だけ好き勝手に行動するのは難しい事かもしれない。 ではどうしたらいいのだろうか、、三つの処方箋があるように思う。。
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