2011年9月4日日曜日
B.3 番外編: インド人の運転感覚
インドでは全ての事に両極端しか存在しない。
甘〜いか、辛〜いか のどちらか。
暑〜いか、寒〜いか のどちらか。
そしてインド人の自動車の運転に関しては
超ドンクサ運転か、超暴走運転のどちらかだ。。
インド人は交通ルールを遵守しようなどとは考えた事がない。。としか思えない。。
今UターンしたいからUターンする、高速道路が混んでいるから逆走する。。
警察がいる交差点だけシートベルトをするふりをする。 驚くほど徹底している。
信号機の無い交差点では、ラッシュ時には強引な右折車と直進車が交錯してデッドロック状態になる。 バイク、リキシャ、自動車、自転車、歩行者、つまり全てのインド人は10センチでも隙間があり前に進める場合はとことん前に突っ込んで行く。。
また、車検が15年という事もあって、インドで走っている車は基本的に整備不良で、タイヤはツルツルと思った方が良い。
従って交通事故は、日本の50倍とも言われている。 特に高速道路を車で移動する事を避ける。 これがインドで日本人が死亡事故から身を守る最も重要なポイントだと思う。
もし高速道路を使って移動する場合は、トヨタ ランドクルーザーの様な頑丈で安全対策の進んだ車を使うべきだ。 金額の問題では無い。 もしバスであれば、できるだけ後部座席に座ることだ。
インドの高速道路では、時速50キロの超低速大型トラック、時速150キロで狂った様に飛ばすアホ車、逆走して来るバイク、横断する牛、今にも荷崩れを起こしそうな過積載のトラック。。。何が起こるか分からないのがインドの高速道路だ。。
街中を走るリキシャはスピードが遅い事もあって、事故の原因を作る事はあっても比較的安全だ。2輪車に乗るのは、死んでも良いと同義語と思って良い。
インドで生活する上での最大のリスクが交通事故と思って間違いないと思う。 とにかくインドの高速道路の利用はできるだけ避けることをお勧めする。
例えば、プネ市へ日本から来る際には、ムンバイ空港から高速道路を使うのはやめて、デリー空港からドメスティック航空でプネ空港に入って、300ルピーのプリペイド・タクシーか150ルピーのリキシャでコレガオンパークに入るのをお勧めする。
【今日の写真】
プネ市の旧市街地ラクシュミロードでリキシャから撮影。スクータに乗った女性がスカーフで顔を隠しているが、これは「プネ巻き」といって、排気ガスや日光からお肌を守るためのプネ市特有のファッション。プネ市はインドで最も女性が活動的(ということは安全)な街で、インドの他の都市ではプネほどスクータに乗った女性は見かけない。
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ダルのレシピを探していて、こちらに辿り着きました。2003〜2005年にプネをよく訪れていたので、このプネ巻き、とても懐かしいです!私や他の日本人の友人(女性)はスクーターに乗って通勤していたのですが、慣れると結構楽しいものでしたよ。
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