2011年9月10日土曜日

3.6 インド人の生き方 : 自然神


日本人は初詣には神社、お葬式はお寺へと、仏教と神道両方が生活の中に融和している。  アイルランドも5世紀にセントパトリックがもたらしたカトリックと古代からの土着の自然神であるドルイド教(魔法使いやピーターパン、妖精の世界)が共存している。   面白い事にインドでも自然神(例えば蛇の神様ナーガ&ナーギーやガンガーの女神)とヒンディー教の神々が共存している。

イギリス人と結婚しているときくと大概は、アングロサクソンではなく、スコットランド人やアイルランド人でいわゆるゲール語を話すケルト系の場合が多い。  ケルト系の人とインド人(特に50歳以上)の日本好きの深層には、あの憎い大英帝国と正面切って戦争した日本人が好きだ、 という共通項がある。

日本人、南インド人、アイルランド(ケルト) 人には何か親和性を感じる。  古代からの自然神と宗教(仏教、ヒンドゥ、カトリック)を違和感無く受けいれる柔軟性という共通項が親しみを感じさせるのだろうか。

[ 今日の写真 ]
撮影場所 は、ムンバイから北東200キロにある、アウランガーバードのビービー・カ・マクバラー(Bibi ka Maqbara)。タージマハールと同じ設計で立てられたお墓、廟。撮影時間は夕暮れ時。 観光に来て記念写真を撮る家族やモバイルで長電話する女性がたたずむという感じが好きで、インドでのベストショット(と思っている)。

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