2011年9月14日水曜日

4.5 インド人の味覚 : ターリーの食べ方


写真はインフォシス社を見学した際に社食で食べたお昼の定食「ターリー」だ。  インドの一般的な会社での昼食と言って良い。 これと同じもを2年間食べていた。(さすがに飽きた)
インドで楽しく暮らせるかは、このターリーを美味しいと感じるか否かが分かれ道のような気がする。  ターリーを美味しいと思える人はインドをエンジョイできるし、ターリーが食べられない人は、インド生活全てが苦難の道になる。自分の場合は全く問題無しだった。

食べる手順としては、

1.「パパド:チャナダルの粉を煎餅状に焼いたもの。パリッとして美味しい」と「チャパティ:小麦粉の全粒粉アタ粉を水で練って焼いたもの」で、「サブジ:野菜カレー煮」と 「豆のカレー」を食べる。 「チャパティ」で「サブジ」を包んで食べる。 「豆カレー」は「チャパティ」をくるくる丸めてディップすると最後まで綺麗にさらえる。

2.合間に「バターミルク:ヨーグルトを水で薄めたもの」を飲む。ミントやコリアンダー、クミンシードが入る場合もある。日本人には難易度が高いが、慣れるとお代わりしたくなる。

3.「サブジ」と「豆カレー」を食べ終わったら、「白いご飯」に「ダル」をかけて、スプーンで食べる。この時、インドの漬物マンゴーチャトニーも食べる。

4.最後に「デザート:写真は甘いヨーグルト」を食べる。

以上が基本マナーで、キレイに食べられる。 社食でまれにダルとご飯を直接手で食べているインド人もいるが95%はスプーンとフォークを使っている。

高級なターリーではサブジの数、カレーの数、デザートの数が増えるだけで、基本の食べ方は同じ。小皿が15を超える場合もある。 

ターリーは食べ放題なので、高級ターリー店では給仕が横に立っていて、お皿の料理がなくなると、すかさず補充するので、日本のわんこ蕎麦状態になる。 食べすぎに注意が必要だ。

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